しろさきさんちのうらっかわ

Blog?いいえ、ただのメモ帳です。

Figure skating

なんとなくわかった気がするようになるフィギュアスケート。

ソチ五輪も佳境ですねー。

ときに、フィギュアスケートの採点というのはえらく複雑なもの。
ルールを勉強すれども、時として「なるほど、わからん!」となるのも本音。
特にアイスダンスはめちゃくちゃ難しいです。フリーフットの位置って何やねん。

でも、細かいことを気にせず「この辺を知ってると楽しい!」
「高い点が出る選手は大体こんなことをしているのか!」
というツボを、テレビをだらだら見ながら観戦するときの参考にしてもらえば。
無茶苦茶な文章ではありますが、楽しんで読んでいただければ幸いです。

……自分がわかっている範囲なので、ペアとアイスダンスについてはあまり触れていません。
いずれこの辺りについても書けるといいなぁ。

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【フィギュアスケート】ソチ五輪、その後の未来。

 シニアのグランプリシリーズも始まり、いよいよ本格的に始まった“オリンピック・イヤー”。残念ながら、今シーズン限りでの引退を表明している選手も多数います。
 しかし勿論、フィギュアスケートがソチ五輪をもって終わってしまうわけではありません。
 寧ろ、その後こそ“フィギュアスケートという競技”がより一層面白くなると、私は感じています。

 ご存知エフゲニー・プルシェンコ選手や、ブライアン・ジュベール選手。
 “シニアのカテゴリに上がった時は、まだ6.0システムだった”時代の選手です。彼らはIJS(ISU Judging System)の導入以降、年ごとに変わりゆくルールに適応しながら、これまでトップの舞台に立ち続けてきました。高橋大輔選手も、世界選手権に初めて出場した時はまだ6.0システムでした(グランプリシリーズでは現行法)。
 彼らが引退することにより、“6.0時代を知る”選手や“6.0とIJSの間で試行錯誤をする”選手が表舞台からはほぼいなくなり、ひとつの時代に区切りがつくと言っても良いでしょう。
 その少し下の世代、現在20代前半の選手達は、“シニアに上がった時は、既にIJSが採用されていた”時代の選手がほとんどになります。彼らはルールに適応する事に(勿論大変な事ですが)慣れています。
 しかし、ノービスやジュニアの時代にはまだ6.0システムだったという選手も、中にはいます。

 私が注目するのは更にその下、現在はまだジュニアの舞台にいる選手達です。
 アメリカのネイサン・チェン選手や中国のボーヤン・ジン選手、女子であればロシアのユリア・リプニツカヤ選手やエレーナ・ラジオノワ選手など……そしてもっと下の世代の選手たち。
 彼らはスケートを始めてから、“試合に出る年齢になった頃には、とっくにIJSになっていた”、言わば「IJSネイティブ世代」の選手です。日本で言えばバッジテストの無級や初級・1級でしょうか。
 長所や改善すべき点を明確に示され、試行錯誤をしながら成長を続けていく事が板についており、そして技術の吸収や成長もちょうど著しい世代です。
 ルールに対応していく中で、そしてより良いものを見せるために成長していく。
 彼らがシニアに上がってきた時。ちょうど2018年平昌五輪の頃、フィギュアスケートの技術レベルは、今よりも更に高いものとなるでしょう。誰か一人が強いのではなく、平均レベルがとても高い。そんな世界になると思います。

 今スケートを見ている方へ。応援している選手が今シーズン限りで引退してしまっても、どうかフィギュアスケートという競技を見続けてほしい。
 そして、報道関係者の方へ。最注目選手が引退した後も、どうかフィギュアスケートという競技を見捨てないでほしい。
 私一人がこんな所で書いたところでどうにもならないとはわかっていても、そう願わずにはいられません。

【フィギュアスケート】続・スケートマイナー国から!

去る9月27,28日に男子の競技が行われた、五輪最終予選大会のネーベルホルン杯。
全30枠のうちの残る6枠を、まだ枠を持っていない国で争ったこの大会。
こちらで、先日記事にしましたマイケル・クリスチャン・マルティネス選手が見事、6枠中の3位に入り、ソチ五輪の代表枠をフィリピンへもたらしました。
男子の結果はこちらです

そして日本時間の本日早朝、同選手のFacebookにて彼が五輪派遣が内定した旨の書き込みがありましたが(友達限定公開です)、先ほど、POC(フィリピンオリンピック協会)のWebサイトにもニュースリリリースがありましたのでご紹介します。

要約すると、前半は上記でお伝えした通りの内容。後半は
 ・彼は冬季いずれの競技を通じても、最初の五輪代表選手となること
 ・彼はIOC奨学金プログラムを受けていること
 ・2012年インスブルックのユース五輪に参加したこと

が書かれています。
おめでとうございます! I'm also proud of you!!

【フィギュアスケート】スケートマイナー国から。



フィリピンのマイケル・クリスチャン・マルティネス選手。
先日の四大陸選手権で初めてご覧になった方も多いのではないでしょうか。
シャーロットスパイラルからの3Lz、クリムキンイーグル、
そして並の女子よりも遥かに綺麗なI字やビールマン!実に面白い選手です。

私が初めて彼の演技を観たのは、2011年のJGPブリスベン。
リザルトとプロトコルを見て
「フィリピーノ?珍しいネー」と思って気になったのが最初でした。



で、これです。なんちゅー面白い事をする選手なのかと!
フォロワーさんがその前の年のJGP軽井沢で、国際大会デビューとなった彼を観てたらしく。
う、羨ましいなんて、思ってないんだからネ!!!
いやはや、そんな感じでもっと早くに知っておきたかった選手です。
ともかく、この年からISUがJGPの動画を全選手上げてくれるのは本当に神でした。
先日の四大陸で「すごい!」という現地レポなどが多く上がっており、
「ね、ね!すごいでしょ!マイケルすごいでしょー!!」
……と勝手にオカンになった気分です。

で、もう半年前の記事ですが、Golden Skateにいつもおなじみ
タチヤナ・フレイドさんが記事を上げて下さっているので
今更ながら和訳してみました。
変なとこがあったら教えてくださいネ。

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【フィギュアスケート】デヴィッド・リュウ。

デヴィッド・リュウ、という選手。
長野五輪以前よりスケートを観戦されている方は現役時代をご存知でしょうか。
僕は先日台湾で開催された四大陸選手権で初めて知りました。
CCTVで見ていた方は、解説をしていたのがそのデヴィッド・リュウです。
テロップに表示されていた「劉 中達」という名前だけを頼りにたどり着いたのが彼。

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